平成20年 12月定例会(第4回) 平成20年第4回
小山市議会定例会議 事 日 程 (第6号) 平成20年12月19日(金曜日)午前10時04分開議 開 議 日程第1 議案第95号ないし第116号の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 陳情の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決 日程第3 閉会中の
継続調査事件について 閉 会 出席議員(29名) 1番 中 屋 大 2番 福 田 洋 一 3番 五 十 畑 一 幸 4番 大 橋 一 巳 5番 白 石 資 隆 6番 大 出 ハ マ 7番 浅 野 和 朋 8番 安 藤 良 子 9番 岸 興 平 10番 岩 崎 昇 11番 小 林 敬 治 12番 山 野 井 孝 13番 荒 川 美 代 子 14番 小 川 亘 15番 関 良 平 16番 青 木 美 智 子 17番 鈴 木 清 三 18番 塚 原 一 男 19番 石 川 正 雄 20番 生 井 貞 夫 21番 石 渡 丈 夫 22番 塚 原 俊 夫 24番 角 田 良 博 25番 石 島 政 己 26番 大 山 典 男 27番 山 口 忠 保 28番 本 橋 徳 太 郎 29番 手 塚 茂 利 30番 松 島 不 三欠席議員(1名) 23番 野 村 広 元本会議に出席した
事務局職員 事務局長 石 田 節 男 議事課長 武 田 芳 夫 庶務係長 夘 木 俊 博 議事調査 渡 辺 敏 夫 係 長 議 事 池 澤 信 行 議 事 内 田 勝 美 調 査 係 調 査 係 議 事 市 村 範 行 調 査
係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名 市 長 大 久 保 寿 夫 副 市 長 小 久 保 吉 雄 企画財政 市 村 友 美
総務部長 宮 嶋 誠 部 長
市民生活 五 月 女 利 雄 保健福祉 新 橋 章 雄 部 長 部 長
経済部長 松 本 勝 建設水道 渡 部 幸 市 部 長 都市整備 斎 野 秀 幸 秘書広報 茂 呂 弘 之 部 長 課 長 行政経営 細 井 幸 宏 教 育 長 清 水 悟 課 長 教育次長 水 川 和 男 病 院 長 刈 谷 裕 成 病 院 柏 渕 敏 雄 消 防 長 山 崎 仁
事務部長 選挙管理 松 本 茂
監査委員 松 本 茂 委 員 会
事務局長 書 記 長 農 業 重 田 幸 俊 会 計 小 林 栄 委 員 会 管 理 者
事務局長
△
議事日程の報告
◎
石田節男事務局長 出席議員数及び
議事日程を報告いたします。 ただいまの
出席議員数は29名であります。なお、
野村広元議員より欠席する旨届け出がありました。 次に、本日の
議事日程を申し上げます。 日程第1 議案第95号ないし第116号の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 陳情の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決 日程第3 閉会中の
継続調査事件について
△開議の宣告
○松島不三議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。 (午前10時04分)
△発言の申し出
○松島不三議長 ただいま
柏渕病院事務部長から、議案第113号
小山市民病院条例の一部改正について、12月8日の議案質疑に対する答弁に関し、発言したい旨申し出がありましたので、発言を許可いたします。
柏渕病院事務部長。 〔
柏渕敏雄病院事務部長登壇〕
◎
柏渕敏雄病院事務部長 なお、この件につきましては、さきの
民生消防常任委員会の冒頭におきまして、訂正、説明してから了解を得た後、会議に入っております。本件につきましては、本会議の石川議員の
分娩介助料の改正において、ほかの病院との比較の説明で言葉が足りませんでしたので、補足、訂正、説明させていただきます。 今回の改正で、17万円が25万円に改正されるのは、
分娩介助料のみで、これに
妊産婦入院料、
入院費等を含めまして、
正常分娩においては、今まで35万円程度であったものが43万円に変わりまして、この43万円の比較において自治医大が46万5,000円、
獨協医大が55万円であり、あくまでも
正常分娩をした場合の出産費の合計額との比較であることをご理解いただきたいと思います。ちなみに、
正常分娩介助料だけでは、自治医大が34万5,000円で、
獨協医大が32万円でございます。よろしくお願いいたします。
△
議会運営委員会委員長報告
○松島不三議長 ただいま
議会運営委員会が開かれましたので、委員会の経過並びに結果について報告を求めます。
議会運営委員会、
関良平委員長。 〔
議会運営委員会 関
良平委員長登壇〕
◆
関良平議会運営委員長 皆さん、おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、
議会運営委員会の経過並びに決定事項についてご報告申し上げます。 本日、本会議に先立ちまして委員会を開催し、市長から提出されました議案1件及び議員から提出されました意見書案2件並びに
陳情取り下げ願1件の取り扱いについて協議をいたしました。その結果、これらの案件につきましては、既にお手元に配付のとおり、本日の
議事日程に追加して審議することに決しました。 以上、
議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。
○松島不三議長 ただいま
議会運営委員長の報告のとおりでありますので、ご了承願います。
△議案第95号ないし第116号の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決
○松島不三議長 日程第1、議案第95号ないし第116号、以上22議案を一括議題といたします。 本件に関し、各
常任委員長より、お手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。これについては朗読を省略し、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。 小議総第9号 平成20年12月12日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
総務常任委員会 委員長 塚 原 一 男 審 査 報 告 書 本議会において、
総務常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第103条の規定により報告します。 記 議案第 95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分) 議案第104号
公益法人等への一般職の
地方公務員の派遣等に関する法律の改正に伴う
関係条例の整 理について 議案第105号 小山市
特別職報酬等審議会条例及び
小山市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する 条例の一部改正について 議案第106号 小山市税条例の一部を改正する条例の一部改正について 議案第114号 公の施設の
指定管理者の指定について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議民第9号 平成20年12月9日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
民生消防常任委員会 委員長 青 木 美智子 審 査 報 告 書 本議会において、
民生消防常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第103条の規定により報告します。 記 議案第 95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分) 議案第 96号 平成20年度小山市
国民健康保険特別会計(事業勘定)
補正予算について 議案第 97号 平成20年度小山市
介護保険特別会計補正予算について 議案第 98号 平成20年度小山市
後期高齢者医療特別会計補正予算について 議案第102号 小山市
間々田市民交流センターの設置及び管理に関する条例の制定について 議案第103号 小山市
出張所設置条例の一部改正について 議案第111号 小山市
学童保育館条例の一部改正について 議案第113号
小山市民病院条例の一部改正について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議教第9号 平成20年12月10日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
教育経済常任委員会 委員長 大 出 ハ マ 審 査 報 告 書 本議会において、
教育経済常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第103条の規定により報告します。 記 議案第 95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分) 議案第 99号 平成20年度小山市
農業集落排水処理事業特別会計補正予算について 議案第101号
小山市立車屋美術館設置条例の制定について 議案第108号 小山市
公民館条例の一部改正について 議案第109号
小山市立図書館設置条例の一部改正について 議案第110号 小山市
文化財展示施設条例の一部改正について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議建第7号 平成20年12月11日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
建設水道常任委員会 委員長 鈴 木 清 三 審 査 報 告 書 本議会において、
建設水道常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第103条の規定により報告します。 記 議案第 95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分) 議案第100号 平成20年度小山市
公共下水道事業特別会計補正予算について 議案第107号 小山市
手数料条例の一部改正について 議案第112号 小山市
道路占用料徴収条例の一部改正について 議案第115号
両毛線思川駅
自由通路新設工事業務委託協定の締結について 議案第116号 小山市
土地開発公社定款の一部改正について 上記は、いずれも原案を可とする。
○松島不三議長 次に、各
常任委員長より委員会の審査の経過並びに結果について順次報告を求めます。
総務常任委員会、
塚原一男委員長。 〔
総務常任委員会 塚原一男委員長登壇〕
◆
塚原一男総務常任委員長 皆様、おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、
総務常任委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は5件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月12日委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、順を追って審査の概要について申し上げます。 なお、議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について、
所管関係部分の第2表、
債務負担行為補正の一部内容については、議案第114号 公の施設の
指定管理者の指定についてと関連するため、一括して審査を行いました。 初めに、議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分)を申し上げます。第2表、
債務負担行為補正に挙げられている
小学校耐震補強設計業務委託及び
中学校耐震補強設計業務委託に関連し、委員から、来年度から実施される
耐震補強工事に対する予算について問う質疑があり、執行部から、今回の
補正予算により
耐震補強設計を委託する校舎の
耐震補強工事については、平成21年度に単年度で実施したいと考えており、現在予算要求をしています。また、
構造耐震指標であるIs値の0.3未満の建物については、国から費用の3分の2を補助することが示されていますとの答弁がありました。 同じく、
債務負担行為補正に挙げられている
小学校給食調理業務委託について、委員から、給食の
調理業務を民間に委託している学校の数及び今後の
民間委託への予定について問う質疑があり、執行部から、学校給食の
調理業務を民間に委託している学校は、中学校が11校、小学校が6校となっています。また、今後の
民間委託への予定については、
共同調理場や
調理施設との関係もありますが、徐々に民間への
業務委託を進めていく予定ですとの答弁がありました。 同じく、
債務負担行為補正に挙げられている道の
駅思川指定管理者制度に伴う
管理経費について、委員から、
指定管理者施設実績評価一覧表によると、道の駅思川の総合評価は一番高いSになっている。売り上げも伸びていることから、今後
指定管理料を支払わないかわりに使用料ももらわないようにして、いわゆる
独立採算制で運営していくということは考えられないのかとの質疑があり、執行部から、道の駅思川は、施設ごとに、売上額に対して直売所が5%、加工施設が12%、レストランが7%、
物産施設が3%、平均で7%を乗じた額を使用料としていただいていますが、
物産施設は売上額が伸びており、3%の使用料では余りに低いことから、今後見直しをしていきたいと考えています。一方、道の駅を運営している
株式会社小山ブランド思川に若干の利益をもたらすことにより、来客者に飽きのこないコンセプトを企画したり、改装を行うことができます。このようなことから、現在設定している7%の使用料で様子を見て、今後予想される修繕費などを加味しながら、3年後に
独立採算制の方向を検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、
独立採算制により
指定管理料が縮減されれば、
行政コストも下がることになるので、今後検討してほしいとの要望がありました。 別の委員から、道の駅思川の
管理経費が小山市
勤労者福祉会館、
男女共同参画センターの
管理経費に比べてかなり高くなっている理由について問う質疑があり、執行部から、道の駅思川の
指定管理料の計算基礎については、すべて
減価償却費などに基づいて算出していますが、道の駅思川は小山市
勤労者福祉会館、
男女共同参画センターに比べて施設の規模が大きいために
指定管理料が高くなっているものと思われますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、職員が4人である道の駅思川の
指定管理料年間約4,800万円は、かなり高いのではないかと質疑があり、執行部から、
指定管理料はすべてが人件費ではなく、清掃費や浄化槽の
維持管理費、電気料などが入っており、
人件費自体は約1,500万円になりますとの答弁がありました。 歳入の20款諸収入、3項
貸付金元利収入において補正計上されている3目
労働貸付金元利収入と4目
商工貸付金元利収入の組み替えに関連し、委員から、これから厳しくなってくると予想される雇用情勢のもとで、商店の方の融資預託だけで非
正規雇用の労働者の失業問題に対応できるのかとの質疑があり、執行部から、小山市では非
正規雇用の方の失業に対する生活資金への
融資制度はありませんが、栃木県では
融資制度があり、今回の栃木県の
緊急経済対策において2,000万円増額されています。小山市においては、貸し付けの実績がこれまでなかったことから、栃木県の
融資制度を紹介することで当面は対応していきたいと考えていますとの答弁がありました。 これに関連し、別の委員から、小山市
緊急経済対策として実施する緊急の保証制度については、
商工会議所や商工会が借り手側にきちんと説明できるように指導していただきたいとの要望がありました。 ほかに委員から、
裁判員制度の対応に伴う
システム改修費交付金や
公務災害補償費の内容、
小山評定ふるさと応援基金積立金において寄附した方の使途目的など、種々質疑、意見などがありました。 本案については、異議がありましたので、起立により採決を行い、起立多数で原案を可と決しました。 次に、議案第104号
公益法人等への一般職の
地方公務員の派遣等に関する法律の改正に伴う
関係条例の整理について申し上げます。本案については、委員から改正の内容を問う質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第105号 小山市
特別職報酬等審議会条例及び
小山市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について申し上げます。本案については、委員から、改正される条文の内容について質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第106号 小山市税条例の一部を改正する条例の一部改正について申し上げます。委員から、寄附に伴う市民税の
税額控除の内容を問う質疑があり、執行部から、寄附した額の6%相当額が市民税の
税額控除を受けられるようになりますとの答弁がありました。 本案については、他に質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第114号 公の施設の
指定管理者の指定について申し上げます。委員から、
学童保育クラブを
指定管理者にしたことによるメリットは何か。また、直営で運営しているときと比べてどの
程度費用削減効果があったのかの質疑があり、執行部から、
指定管理者制度を導入することで、より実態に合った
管理運営が可能になり、サービスが向上し、経理の効率がよくなるといったメリットがあります。また、
指定管理者制度導入後の
費用削減効果は、導入前の平成17年度当初予算と比べて1.46ポイントの削減率となっていますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、保護者の代表が
指定管理者になることになり、いろいろと苦労している。
学童保育クラブに
指定管理者制度を導入している自治体はほとんどないという実態から見ても、余りなじまないと思われますので、なぜほかの自治体が
指定管理者制度を導入しないのかなどを調査して、十分検討していただきたいとの意見がありました。 本案については、委員から、
学童保育館を
指定管理者から外すべきである、また道の駅思川は
独立採算制にするべきであるとの異議がありましたので、起立により採決を行い、起立多数により原案を可と決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で
総務常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
民生消防常任委員会、
青木美智子委員長。 〔
民生消防常任委員会 青木美智子委員長登壇〕
◆
青木美智子民生消防常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
民生消防常任委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は8件であります。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月9日に委員会を開催し、活発な議論のもと、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決しました。 なお、
委員会開会前に、議案第102号に関連し、現在建設中の小山市
間々田市民交流センターの現地調査を行い、その後委員会において議案審査に入りました。以下、順を追って審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算の
所管関係部分について申し上げます。歳出の3
款民生費、2項
児童福祉費、3目
保育所費において計上されている
保育所環境改善事業について、委員から、今回の補正の内容を問う質疑があり、執行部から、今回の補正は
桑保育所において、平成7年に改修したトイレの使い勝手が悪いため、便器の位置を変えるとともに、
幼児用簡易水洗便器に取りかえるものですとの答弁がありました。 次に、同じく2項
児童福祉費、4目
児童福祉施設費において2億2,854万3,000円増額補正されている
民間保育所入所委託料について、委員から、今回の補正の理由を問う質疑があり、執行部から、
民間保育所入所委託料の当初予算については、
民間保育所の定員975人の1.1倍の人数を見込んだ額を計上していました。今回これを増額補正するのは、ことしの4月以降に新たに保育園が1カ所開所し、児童数が30人ふえたこと、また1保育園において定員を30人ふやしたこと、そのほか
民間保育所に入所した児童数が当初見込んだ定員数より128人もふえたこと、さらには国の
保育単価の改正があったことなどの理由によるものですとの答弁がありました。 この答弁を受け委員から、今回の補正は金額的にも大きな額なので、当初予算を組む際にはもう少し慎重に検討してほしい旨の要望がありました。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費において補正計上されている共同水道補助金に関連し、委員から、小山市内の共同水道組合の現況と共同水道補助金の交付内容について問う質疑があり、執行部から、市内の共同水道組合の現況については、簡易水道が12組合、専用水道が54組合、小規模水道が34組合、小規模水道に準じる施設が13組合で、合計113組合あり、小山市の人口の9.9%に当たる1万5,983人が加入しています。また、共同水道補助金の交付については、市の交付要領に基づき、水道法もしくは栃木県小規模水道条例の適用を受け、市の水道の給水区域外で組合を設立して共同で水道事業を行うものを対象としています。補助額については、補助率3分の1で、限度額が新設の場合は600万円、改修の場合は200万円となっており、1度補助を受けたから次は受けられないというものではありませんとの答弁がありました。 本案については、ほかにも委員から質疑、意見などが出されましたが、執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第96号 平成20年度小山市
国民健康保険特別会計(事業勘定)
補正予算について申し上げます。歳入の6款1項1目前期高齢者交付金について、委員から、今回の交付金の減額の理由を問う質疑があり、執行部から、今回の前期高齢者交付金の減額については、当初予算を編成する段階で、国から1人当たりの交付金を概算額で計上するようにとの指示があり、その指示に従い、当初予算に計上しましたが、今回交付額が確定し、見込んだ額より交付額が少なくなったため、減額するものですとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第97号 平成20年度小山市
介護保険特別会計補正予算について申し上げます。歳入の4款国庫支出金、2項国庫補助金、4目介護保険事業費補助金について、委員から、この補助金の内容を問う質疑があり、執行部から、この補助金については平成21年度から第4期介護保険事業計画が始まり、要介護認定の調査項目が82項目から74項目に改正されることに伴うシステム改修のための国からの補助金ですとの答弁がありました。 本案については、この執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第98号 平成20年度小山市
後期高齢者医療特別会計補正予算について申し上げます。歳入の4款繰入金、1項一般会計繰入金において補正計上されている保険基盤安定繰入金に関連し、委員から、保険基盤安定制度の内容を問う質疑があり、執行部から、保険基盤安定制度については、低所得者等に係る保険料軽減分を県が4分の3、市が4分の1負担する制度です。なお、今回の補正は、今年度から後期高齢者医療制度が施行され、当初予算編成時には不確定な部分があったため、科目設置だけ行っていたものを、今回この保険基盤安定制度への小山市負担分がほぼ確定したため補正するもので、一般会計から繰り入れた後、県の広域連合に納付するものですとの答弁がありました。 本案については、この執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第102号 小山市
間々田市民交流センターの設置及び管理に関する条例の制定について申し上げます。委員から、
間々田市民交流センターの管理及び防犯対策について問う質疑があり、執行部から、
間々田市民交流センターの管理については、平日の勤務時間は職員が管理し、平日の夜間及び土日、祝祭日については、業者に管理を委託する予定です。また、防犯対策として、防犯カメラを1階の玄関、ロビー、自動交付機の設置場所及び2階の出入り口に各1台、事務室カウンターのところに2台、合計6台を設置する予定ですとの答弁がありました。 また、委員から、
間々田市民交流センターに設置する太陽光発電設備について問う質疑があり、執行部から、
間々田市民交流センターに設置する太陽光発電設備については、事務室、図書室、児童室及びトイレ等の照明設備を1日8時間点灯する電力量を有する10キロワットのものを設置しましたとの答弁がありました。 また、
委員会開会前に行った
間々田市民交流センターの現地調査に関連し、委員から、
学童保育館が使用する部屋の中間に柱があり、子供が利用する部屋であるのに柱によって死角ができてしまうので、少し不安であるとの意見がありました。 さらに、現地調査に関連し、委員から、せっかく広々としたところに新設するのだから、車の出入り口や玄関前のロータリーについては、大型バスが利用することも考え、もう少し広くゆとりを持たせるべきではないかとの意見もありました。 本案については、ほかにも委員から種々質疑、意見などが出されましたが、執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第103号 小山市
出張所設置条例の一部改正について及び議案第111号 小山市
学童保育館条例の一部改正について、以上2議案については、特に質疑もなく、いずれも原案を可と決しました。 次に、議案第113号
小山市民病院条例の一部改正について申し上げます。冒頭、執行部より、本会議における本案の議案質疑に対する答弁で、
分娩介助料の改正の説明で、他病院との費用の比較において、出産費用の総額のみを説明し、誤解を招いた旨発言があり、改めてそれらについての補足説明を受けた後、審査に入りました。 本案に関連し、委員から、分娩に関連して発症した脳性麻痺児に対する補償などを目的とした産科医療補償制度の内容について問う質疑があり、執行部から、産科医療補償制度については、平成21年1月1日から開始されますが、妊産婦の方は事前に産科医療補償制度に加入した分娩機関に登録申請をしてもらうことが前提となります。補償対象としては、出生体重が2,000グラム以上かつ妊娠33週以上あるいは妊娠28週以上で所定の要件に該当した場合で、身体障がい者1、2級相当の重度脳性麻痺が発生した場合が対象となります。また、この認定を行うのは、産科医療補償制度の運営組織である財団法人日本医療機能評価機構が行いますとの答弁がありました。 また、委員から、今回の値上げ後の病院運営について問う質疑があり、執行部から、病院運営については、市民病院の運営委員の皆さんからもご指導いただく中で、料金の改定をするにはハード面の環境設備や患者さんへの対応などのサービス面の向上に努めることが肝要ではないかとの意見もいただいていますので、そのような努力をし、患者さんが離れないように、進んで市民病院を利用してもらえる状況をつくっていきたいと考えていますとの答弁がありました。 本案については、これら執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で民生消防
常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
教育経済常任委員会、大出ハマ委員長。 〔
教育経済常任委員会 大出ハマ委員長登壇〕
◆大出ハマ教育経済
常任委員長 おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、
教育経済常任委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は6件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月10日に委員会を開催し、活発な議論のもと、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決しました。以下、順を追って審査の概要について申し上げます。 議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算についての
所管関係部分、議案第99号 平成20年度小山市
農業集落排水処理事業特別会計補正予算については、関係するため一括して審査を行いました。 初めに、委員から、議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算についての
所管関係部分のうち、7款商工費、1項商工費の商工団体育成事業費、開運小山市共通商品券発行事業費について、商品券の売れ行きがよかったと聞いているが、今回は何日で売り切れたのかとの質疑があり、執行部から、商品券は市役所、
商工会議所、3商工会の5カ所で12月1日から発売を開始し、2日の昼ごろ完売となりましたとの答弁がありました。 また、別の委員から、この商品券は毎年売り切れているが、増額をして売れ残りが出てしまっても多くの市民に買っていただいたほうがいいということで、来年以降増額を考えているか。また、利用者のことを考えると、使用期間が短いので、期間を長くする考えはあるか。そして、今回は予約販売をしなかったために平日販売となり、共働きの家庭などでは購入できなかったのではないか。さらに、事業者自身が商品券を購入し、品物の売買がなくても不正に1割の金額を手に入れることが可能との指摘がされたが、不正防止対策はとっているのかとの質疑があり、執行部から、商品券の補助金については、皆さんが求めているものなので増額を考えています。また、使用期間の延長については、6カ月を超えると違う取り決めなどが出てきてしまいますが、6カ月までの延長は可能ですので、今後実行委員会に諮り、協議していただきます。また、今年度は予約販売がなく、平日販売になりましたが、皆さんが公平に買えるように、販売の曜日についても実行委員会に検討課題として上げていただきます。さらに、不正に関しては、事業者が購入し、品物の売買がなくても1割の利益を得ることが懸念されますので、実行委員会で不正防止対策も再度細かく詰めていきたいと思いますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、商品券の利用に当たっては、疑わしい行為ができないようなシステムにし、皆が納得し、いい制度だと言われるようにしてほしいとの要望がありました。 次に、同じく1項商工費、金融対策事業費の中小企業事業資金融資預託金について、委員から、小山市の金融対策事業は、無担保・無保証人だと思うが、限度額は幾らかとの質疑があり、執行部から、小山市の場合、貸し付け上限は2,000万円までですとの答弁がありました。 委員からは、現在日本が支えている企業が壊滅しかねない事態に陥っている。国、県、そして市を挙げて金融政策をとり、小山市からは一件も倒産が出ないように努力をしてほしいとの要望がありました。 また、別の委員から、金融機関の業者選別的な貸し渋りが一番の問題である。市内の金融機関に対して、市の取り組み状況を問う質疑があり、執行部から、12月2日に
緊急経済対策本部を立ち上げました。12月16日に市内の金融機関を集め、本部長から貸し渋りのないようお願いしていきますとの答弁がありました。 本案については、他にも質疑、意見などあり、異議がありましたので、起立による採決を行い、起立多数で原案を可と決しました。 次に、議案第99号 平成20年度小山市
農業集落排水処理事業特別会計補正予算についてのうち、歳入、5款繰越金、1項繰越金について、委員から、今回の補正は繰越金の減額が大きな要因であり、使用料の未納者が多いことが繰越金減額の原因と思うが、未納者対策はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、未納者対策として、6月に臨戸訪問を実施し、99万2,180円を納めていただきました。12月20日、21日についても第2回目の臨戸訪問を予定しています。今後管理組合を通して指導し、未納がないよう努力していきますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、農業集落排水事業は、市民の要望を受け、多額の金をかけて行っているので、未納者がいるのは納得できないとの意見がありました。 また、別の委員から、農業集落排水事業については、事業に指定されているが、供用開始されていない地区に対して意向を調査していると思うので、結果が出たら
教育経済常任委員会委員に提示してほしい旨の要望が出されました。 本案については、他にも質疑、意見などがあり、異議がありましたので、起立による採決を行い、起立多数で原案を可と決しました。 次に、議案第101号
小山市立車屋美術館設置条例の制定について申し上げます。委員から、美術館にはどのような作品を展示する予定なのかとの質疑があり、執行部から、展示作品は小山市に縁のある方の作品を中心に考えており、県立美術館などからお借りしたいと考えていますとの答弁がありました。 また、別の委員から、車屋美術館の観覧料及び小川家住宅主屋の観覧料の内容と、車屋美術館の使用料の設定基準を問う質疑があり、執行部から、車屋美術館では開館日を年間285日ぐらいとし、そのうち240日程度は企画展を開催し、残りの40日程度は一般ギャラリーとして開放する予定です。企画展の観覧料は、1,000円を上限として、その都度決め、主屋の観覧料は100円とします。車屋美術館企画展と小川家住宅主屋の入場券は分けて作成し、対応していきます。また、使用料の設定基準については、平成9年に作成された小山市使用料手数料等設定基準に基づき、人件費、建設費、
維持管理費の原価計算をし、さらに近隣市町などの状況を勘案し、設定しましたとの答弁がありました。 本案については、他にも休館日の設定や事業の採算性についての質疑や意見などがあり、異議がありましたので、起立による採決を行い、起立多数により原案を可と決しました。 次に、議案第108号 小山市
公民館条例の一部改正について申し上げます。本案については、委員から、市民が利用しやすい喜ばれる施設になるよう工夫してほしい旨の要望があり、他に質疑もなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第109号
小山市立図書館設置条例の一部改正について申し上げます。委員から、中央図書館間々田分館の蔵書数を問う質疑があり、執行部から、当初は6,000冊程度を予定していますが、1万冊くらいまでふやしていきたいと考えていますとの答弁がありました。 本案については、他にも中央図書館小山分館の規模をもとに戻してほしい旨の要望や質疑、意見などありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第110号 小山市
文化財展示施設条例の一部改正については、特に質疑もなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で教育経済
常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
建設水道常任委員会、鈴木清三委員長。 〔
建設水道常任委員会 鈴木清三委員長登壇〕
◆鈴木清三建設水道
常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
建設水道常任委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は6件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月11日に委員会を開催し、活発な議論のもと、慎重に審査を行いました。 なお、
委員会開会前に議案第115号に関連し、
両毛線思川駅の現地調査を行い、その後委員会において議案審査に入りました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、順を追って審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について(
所管関係部分)を申し上げます。歳出の8款土木費、1項土木管理費、2目用悪水路費において補正計上されている横倉・横倉新田地区排水対策事業について、委員から、現在進められている地区内の排水対策事業との違いを問う質疑があり、執行部から、ことし8月末の、いわゆるゲリラ豪雨の際に排水路の水があふれ、民有地の土砂が流出したことにより、民家のブロック塀の基礎が露出してしまう被害があり、自治会及び当事者から水路改修についての要望が出されたため、今回補正をお願いして改修をするものですとの答弁がありました。 この答弁を受け委員から、現在進められている地区内の排水対策事業の状況を問う質疑があり、執行部から、横倉・横倉新田地区排水対策事業については、平成23年度の完了を目標に進めてきました。事業費が相当かかっており、現在目標までの完了は難しい状況ですが、確実に予算をとって緊急度の高いものから随時今後も実施していきますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも委員から質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第100号 平成20年度小山市
公共下水道事業特別会計補正予算について申し上げます。歳出の1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費において補正計上されている水洗便所改造資金貸付金について、委員から、今年度の利用件数及び今後の利用見込みについて問う質疑があり、執行部から、当初予算は600万円でしたが、既に17件ほど申し込みがあり、予算が足りなくなる見込みのため、100万円の補正をお願いしましたとの答弁がありました。 また、委員から、4款公債費、1項公債費、2目利子において補正計上されている公共下水道事業債利子償還金減額について、この減額の内容を問う質疑があり、執行部から、今まで借りていた金利が7.2%でしたが、繰上償還をして、その結果、その金利が2.2%になったため、減額となりましたとの答弁がありました。 次に、議案第107号 小山市
手数料条例の一部改正について申し上げます。委員から、全体計画認定制度が導入されたことにより、どうして手数料が改正されるのかとの質疑があり、執行部から、従来は増改築を行うときに既存の建物が現行の法律に適合しない場合、約5年の期間の中で改修を行うことになっていましたが、現在の経済情勢などを考慮して、最大20年の期間の中で現行の法規に適合させるよう国によりガイドラインが見直されました。このため、既存の不適格建築物を段階的に改修する場合の全体計画認定制度が改正され、これについては栃木県内統一で2万7,000円で予定していますとの答弁がありました。 この答弁を受け委員から、建物の構造審査の現在の状況を問う質疑があり、執行部から、平成17年度の姉歯問題をきっかけに、平成19年に建築基準法が改正され、構造審査は第三者機関にチェックしてもらうことになりました。現在県の財団法人建設総合技術センター及び東京にある財団法人日本建築センターで審査をしていただいていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第112号 小山市
道路占用料徴収条例の一部改正について申し上げます。委員から、占用料について国と同額であるのか、また今までと比べてどうなるのかとの質疑があり、執行部から、国では平成19年度末に道路法の施行令を改正し、県内各市町では今年度に改正を予定しています。占用料はどの自治体も国に準じていますとの答弁がありました。 また、委員から、看板、旗ざおなどについて、実際に手数料を徴収した例があるのかとの質疑があり、執行部から、旗ざおなど短期的なものについては申請が上がってこないのが実情です。しかし、看板などについては、恒久的なものなので申請がないものを見つけた場合は、申請するように指導していますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第115号
両毛線思川駅
自由通路新設工事業務委託協定の締結について申し上げます。委員から、この協定の金額で実際に工事が行われるのかとの質疑があり、執行部から、この金額で協定を結びますが、それからJRで実勢の価格で再度設計をし、精査した単価で業者に委託します。そのため、単価が下落すれば最終的に精算金ということで小山市に戻ってきますとの答弁がありました。 この答弁を受け委員から、JRの設計が妥当なものかチェックをするのかとの質疑があり、執行部から、砕石1立米、生コン1立米など国土交通省の単価を使用するものについてはチェックができますが、JRが長い経験から設定している歩掛かりなどの単価については開示されていないため、チェックができません。しかし、JRは会計検査などの検査を全国で受けていますので、適正な設計であると考えていますとの答弁がありました。 また、委員から、この自由通路に関連して、思川駅周辺の整備構想の内容を問う質疑があり、執行部から、平成17年度に制定された小山市地区まちづくり条例に基づくまちづくり研究会を駅の南部地区を中心に立ち上げ、まちづくりの研究会を進めてきました。また、駅の北側地区については、北口整備推進協議会を設立し、計画を進めてきましたが、その後両方を合併し、思川駅周辺地区整備構想策定委員会地元合同会議を設立し、整備構想を策定しているところです。市街化調整区域における土地利用の具体策については、地区計画が考えられます。地区計画を決定する場合は、県の同意が必要ですが、その同意基準の一つに駅を拠点とすることがありますので、この地区では思川駅を拠点とする地区計画を決定していきたいと考えていますとの答弁がありました。 この答弁を受け委員から、市街化区域の中には都市計画税を何十年と払っていながら整備されない地区があるのに、なぜ市街化調整区域であるこの区域の整備を急ぐのか疑問を感じるとの意見や、地元の人の意見を聞いたところ、自由通路や北口の新しい道路ができることはありがたいが、それよりも駅の東西の踏切を広げてほしいとの意見が多く、地元の意見を行政が正確に把握したのか疑問を感じるし、この事業は将来的にも必要のない事業と考えるので、この協定の締結については反対であるとの意見がありました。 さらに、委員から、4億円以上もかけて自由通路だけの計画を立てるのではなく、例えば10億円程度かけて思川駅周辺の道路、踏切なども含めた駅周辺の全体整備計画をきちんと決めて整備していく必要があるとの意見がありました。 本案については、ほかにも委員から種々質疑、意見が出されましたが、反対意見がありましたので、起立による採決を行い、起立多数により原案を可と決しました。 最後に、議案第116号 小山市
土地開発公社定款の一部改正については、特に質疑はなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。 これより各
常任委員長報告に対する質疑を行います。 まず、議案第95号に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて議案第95号に対する質疑を終わります。 次に、議案第104号ないし第106号及び第114号、以上4議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて議案第104号ないし第106号及び第114号に対する質疑を終わります。 次に、議案第96号ないし第98号、第102号、第103号、第111号及び第113号、以上7議案に対して質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて議案第96号ないし第98号、第102号、第103号、第111号及び第113号に対する質疑を終わります。 次に、議案第99号、第101号及び第108号ないし第110号、以上5議案に対して質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて議案第99号、第101号及び第108号ないし第110号に対する質疑を終わります。 次に、議案第100号、第107号、第112号、第115号及び第116号、以上5議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて議案第100号、第107号、第112号、第115号及び第116号に対する質疑を終わります。 以上で各
常任委員長報告に対する質疑は終わりました。 次に、議案第95号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 議案第95号 平成20年度小山市
一般会計補正予算について、反対の立場で討論します。 問題のあるところは、
補正予算(第3号)、第2条、第2表、
債務負担行為補正であります。この中の道の
駅思川指定管理者制度に伴う
管理経費、平成20年度から平成23年度3年間の債務負担1億4,400万円であります。平成18年4月29日、グランドオープンして、総売上げ4億4,500万円の目標を大きく上回る9億1,900万円を売り上げる成果を上げています。19年度は、目標に対し直販部門200%、加工部門160%、レストラン90%、物産部門400%と大きな成果であります。しかし、市内の食料品店は、これらの影響もあってか、店舗を閉鎖する店が目立ちます。十二分に売り上げを伸ばせる施設なら、年間4,800万円もつぎ込む
指定管理者より独立させて運営するべきであります。渡辺農政課長の説明では、管理料の中の人件費、従業員4名で1,500万円ということでありますが、そのほか清掃代440万円、浄化槽
維持管理費250万円、電気代など220万円、すべて人件費ということです。これを合計すると2,410万円であります。人件費は給与などを言うのではないでしょうか。ことし6月に出された
株式会社小山ブランド思川の経営状況の報告書では、給与手当576万6,739円、雑給1,039万6,038円、賞与76万円、法定福利費113万2,332円、福利厚生費7万5,746円、合計1,813万855円であります。何を基準の人件費か、この答弁は虚偽の答弁であります。 さらに、平成20年度の収支予算では、給与手当3,890万円、福利厚生費411万円、合計で4,301万円を計上しています。ここを
株式会社小山ブランド思川に指定するに当たっては、施設目的の達成、適正な
管理運営、サービス向上の努力、経費縮減の努力のいずれの項目も前例のないような非常にすぐれているとしてのSであります。市長は、常々市職員の人件費を削減し、投資的経費をふやしてきたと言っています。しかし、市長が運営する会社には、かなりの優遇で市民の税金を使い放題ではないでしょうか。 以上の点から、この
債務負担行為補正には承諾できません。今年度の決算状況によっては、監査請求も考えるものです。 以上の点を指摘して、議案第95号に反対します。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第95号の各常任委員会の
所管関係部分については、各
常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。各
常任委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 次に、議案第114号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 議案第114号 公の施設の
指定管理者の指定について、反対の立場で討論します。 1つには、市内にある
学童保育館を各
学童保育クラブに
指定管理者として指定するというものです。学童保育は、多くの保護者の人たちが協力して、不十分な施設の中で奮闘しているにもかかわらず、その評価は施設管理費の削減またはエコの推進についてさらなる努力を期待しますということであります。これでは、今頑張っている保護者の人たちにさらなる努力をしてくださいというものです。行政としては、十分なスペースを持てる施設を提供し、安心して子供たちが放課後を過ごせる学童保育にしていかなければならないところを、さらなる事務負担を押しつけるような
指定管理者には問題があります。 2つ目は、道の駅思川を
株式会社小山ブランド思川へ引き続き
指定管理者として指定することです。公募すれば多くの企業や事業家の応募が見込まれますが、そのようなこともなく、いわば随意契約であります。これこそ談合に近いものがあります。さらに、債務負担補正で指摘したように大幅な人件費のアップであります。 以上の点を指摘して、議案第114号に反対するものです。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第114号の
総務常任委員長報告は原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第104号ないし第106号、以上3議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第104号ないし第106号、以上3議案については、
総務常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第113号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 議案第113号
小山市民病院条例の一部改正について、反対の立場で討論します。 提案理由として、分娩による脳性麻痺となった小児などに対する補償等を目的とした産科医療補償制度の開始に伴い、加入掛金を加算するとともに、分娩に係る高度医療に対応した
分娩介助料金に改定するための議案の上程であります。この手続は、本年10月より、婦人科外来により事前に申請手続により登録が必要、補償対象は出生体重2,000グラム以上、妊娠33週以上または妊娠28週以上、所定の要件に該当した場合、身体障がい者等1級または2級相当の重度脳性麻痺が発生した場合、この評価の認定する場所は、厚生労働省、日本医師会などの出資している財団法人日本医療機能評価機構、この内部で判断をするということであります。21年1月1日以降の出産から補償対象に合致した場合から補償の対象になるという説明であります。加入掛金を加算するのは理解できますが、介助料の値上げは便乗値上げであります。通常分娩は、少子化対策、子育て支援であります。分娩に伴う祝金を増額し、分娩費自己負担を無料にするべきであります。その点では、保険料を除いて自己負担は無料にするべきです。 以上指摘して、本議案に反対するものです。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第113号については、民生消防
常任委員長報告は原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第96号ないし第98号、第102号、第103号及び第111号、以上6議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第96号ないし第98号、第102号、第103号及び第111号、以上6議案については、民生消防
常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第99号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 議案第99号 平成20年度小山市
農業集落排水処理事業特別会計補正予算について、反対の立場で討論します。 この補正の中で、一般会計より農集排事業へ2,094万9,000円を繰り出しています。そのうち1款2項1目11節施設管理費929万2,000円については、電気料の差額779万2,000円と150万円の修繕費ということであります。農集排事業の施設管理費に一般会計より繰り出すということは問題であります。農集排事業は、たびたび討論の中で指摘したように大きな事業負担であります。ことし11月14日、財団法人日本環境整備教育センター主催の合併処理に関するシンポジウムが栃木県庁東館で開催されました。その中で、浄化槽の特徴として、下水道と同等の処理能力がある、設置費が安い、短期間で設置できる、地震に強いなど、また平米単価が公共下水道は515円、農集排施設は503.4円、それに比べ合併浄化槽は238.4円で、設置が可能であるとの説明がありました。維持管理などは、農集排事業と同じ負担を一般会計より行えば、事業費ははるかに安く設置できるわけであります。国庫補助率も3分の1から2分の1にふえるようであります。これからは、農集排事業から合併浄化槽設置へ事業手法を変えるべきではないでしょうか。 以上を指摘して、議案第99号に反対するものです。
○松島不三議長 続いて、5番、白石資隆議員。
◆5番(白石資隆議員) この農業集落排水処理事業特別会計の
補正予算について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。 石川議員が述べたように、私も基本的な考えが農業集落排水事業から合併浄化槽に転換すべきだという考えであります。理由として、費用対効果の問題、また将来を見渡すと日本全体の人口が減少するのは間違いないので、農業集落排水事業は今はよくても将来に財政的負担を押しつけることは目に見えているからであります。 そして、今回の
補正予算2,094万9,000円ですが、一般会計から繰り入れしなければならない大きな原因の一つとして、昨年からの繰越金が1,041万4,000円も減額していることにあります。この繰越金減額の一つの大きな原因は、昨年度の使用料の未納が多いからであります。昨年度決算で未納金は614万8,820円、回収不能な不納欠損金51万2,440円、その後担当職員が訪問し、約99万円回収したとさきの委員会で聞きました。それを含めても500万円以上は未納であります。私が農業集落排水事業に対する未納が納得できないのは、この事業が地域住民が市に要望して行った事業だからであります。一般的な税金や公共下水道のように、市民の許可を得ずに市が一方的に始めた事業とは違います。市に要望して、1件当たり約500万円もするような多額の税金を投入して事業を行って、1割の人が使用料を未納にするというのは、理由はどうあれ、道徳心から考えても非常におかしいと思います。また、市当局は、今まで市民に対し、農業集落排水事業だけを広め、合併浄化槽との比較というものを周知しておりません。ですので、地域住民が農業集落排水事業を要望するのであって、この責任は市当局にあります。 また、今回の補正の歳出である管理費用944万5,000円ですが、補正を組まずに行うための代替案を述べさせていただきます。執行部のほうで検討してください。まず、一般管理費のうち、職員が使用料の徴収業務などで使う職員給与、職員手当等共済費を足すと648万4,442円あります。このうちの徴収業務などは民間でもできますので、民間に委託すれば100万円単位で支出を抑えられるのではないでしょうか。この差額分に、先ほど述べた未納分を足せば相当な金額になります。また、今回のように補正を組んでまで管理費を一般会計から繰り入れしなければならない原因として、使用料と管理費の構造的な問題があると思います。全体の管理費用が昨年度決算で年間1億1,533万2,065円に対し、使用料徴収額は6,731万4,440円しかなく、差額4,801万7,625円が赤字となっております。ですので、使用料自体を見直さないと、また今後も同じ問題が出ると思います。小山市の下水道料金、農業集落排水の料金は、全国平均と比べ随分安いです。一方、上水道料金は高いと言われます。上水道、下水道、農業集落排水は、それぞれ別の特別会計となっておりますので、本来は各会計ごとに収支を調整する必要があります。そこで、例えば毎年赤字が莫大にふえ、借金をふやしている下水道、農業集落排水の料金を上げて、逆に利益が出るようになった上水道の料金を下げるといったことも検討すべきだと私は思います。以上のことを行えば、今回のような補正を組まなくても済みます。 よって、私はこの農業集落排水事業の
補正予算に反対いたします。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第99号については、教育経済
常任委員長報告は原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第101号及び第108号ないし第110号、以上4議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「議長、異議あります」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 議案第101号
小山市立車屋美術館設置条例の制定について反対いたします。
○松島不三議長 ただいま議案第101号についてご異議がございましたので、議案第101号について採決いたします。 議案第101号については、教育経済
常任委員長報告は原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第108号ないし第110号、以上3議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第108号ないし第110号、以上3議案については教育経済
常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第115号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 5番、白石資隆議員。
◆5番(白石資隆議員) 議案第115号
両毛線思川駅
自由通路新設工事業務委託協定の締結について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。 この思川駅自由通路に関しては、さきの9月議会にて1億4,800万円の
補正予算が組まれ、10人の議員が反対し、私もその際に反対をいたしましたので、当然のことながらこの工事の委託協定にも反対であります。反対の理由はたくさんあります。1つは、思川駅は、利用者が1日にたった660人、しかもそのほとんどが小山西高の学生であります。そのような駅に4億4,800万円もの巨額の金をかけることは、私は大いに疑問であります。この事業のために小山市民、赤ちゃんも含めて1人当たり約3,000円、1世帯当たりにすると約1万円も負担することになります。市民にそれだけの金を負担させるべき事業であるとはとても思えません。 また、9月議会にて当初予算3億円から
補正予算1億4,800万円が追加された理由も、原油高による鋼材価格の高騰、軟弱地盤補強といった理由でありました。しかし、既に原油は大幅に値下がりし、鋼材価格も大幅に下がっております。さきの補正で鋼材価格の高騰を理由に大きく増額した分と、鋼材価格の大幅値下げにより生まれる巨額の利益はどうなるのでしょうか。契約先のJR東日本から、鋼材価格の値下がり分を小山市に返還してもらう文書化した正式な確約をとるまで契約を凍結すべきではないのですか。こんな不備だらけの契約は、私は到底認められません。また、軟弱地盤などは当初の設計時点でわかっていたはずです。設計時の単なる怠慢であり、補正の理由になどなりません。ですので、補正で1億4,800万円も追加した理由も当然認められるものではありません。 また、そもそもこの事業は、地元の要望から始まった事業ですが、本当に地元の人がこんな多額の金かけてまで欲しいのかも疑問であります。地元の人たちも、この事業で4億4,800万円もの多額の金がかかるなんて夢にも思ってはいないのでしょうか。地元の人たちにこの金額を教えてあげたらびっくりして考え直すのではないでしょうか。こんな多額の金を費やすのではなく、思川駅の東西100メートル以内にある踏切を拡幅または歩道をつけたほうが、車社会である地元の人たちにとっても利便性がいいのではないでしょうか。 ここで、思川駅を南北に結ぶ自由通路事業に対する私の代替案を提案させていただきます。議長の許可をいただきましたので、パネルを使わせていただきます。 〔「パネルなんか要らないんだよ、そんなの」と呼ぶ者 あり〕
◆5番(白石資隆議員) 許可いただきました。これは、三重県鈴鹿市の鈴鹿駅です。
○松島不三議長 もう少し高く、どうせ出すのなら高くして、全部に見えるようにやってください。
◆5番(白石資隆議員) これは三重県鈴鹿駅です。利用者は3,200人います。これと思川駅をちょっと比べてみてください。ここにホーム2つあります。そして、改札は1つです。これは思川と同じです。そこで、鈴鹿駅は改札内に踏切を置き、この下を歩くだけです。これ利用者は3,200人です。これに比べて思川駅は660人しか使わないのに、この上に4億4,800万円もかけて、多額の金をかけて通路をつくるわけです。660人で4億4,800万円。ちなみに、この鈴鹿駅のこの踏切だけですと、多分二、三千万円もあればできるでしょう。こんなことは、あちこちの地域のことを見れば容易にわかることです。 私は、この事業に対して、思川駅に何度も行き、利用状況も自分の目で確かめましたし、近隣の人たちにも意見を聞きました。いろいろ調べて代替案も考え、今回こうして反対討論をしておりますが、この事業に賛成の議員の方は、現地の状況、または他の市町村の状況をどれだけ調査したのでしょうか。全然調べもせず、執行部提案にただ賛成している方が多いのではないでしょうか。賛成するならば、この思川駅に4億4,800万円もかけるべき理由をこの場できちんと主張していただきたい。私は、議員になって1年半がたちましたが、いまだに議会で一円の無駄さえ削減していない、この議会のあり方に疑問で仕方がありません。市民の血税である税金をどう認識しているのでしょうか。今は物すごい不景気であり、
市民生活も困窮しております。また、今後も少子高齢化により極度に財政が悪化することが目に見えておりますので、徹底して無駄を省き、将来に備えねばなりません。それを考えれば、この思川駅自由通路事業のように、生活に直接支障がない、あったら一部の人が便利といったレベルの事業は、今やるべきことではありません。予算の使い方が間違えていると思います。 よって、私はこの事業に反対いたします。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第115号については、建設水道
常任委員長報告は原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第100号、第107号、第112号及び第116号、以上4議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第100号、第107号、第112号及び第116号、以上4議案については、建設水道
常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。
△陳情の件、
所管常任委員長報告、質疑、討論、採決
○松島不三議長 日程第2、所管常任委員会に付託した陳情の件を議題といたします。 本件に関し、各
常任委員長より、お手元に配付のとおり
審査報告書並びに閉会中の継続審査申出書が提出されております。これらについては朗読を省略し、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。 小議総第10号 平成20年12月12日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
総務常任委員会 委員長 塚 原 一 男 閉会中の継続審査申出書 本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決しましたから、
小山市議会 会議規則第104条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 陳情第20―6号 「生活の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書」の提出を求める陳情書 2 理 由 上記は、今後なお調査、検討を要する。 小議民第10号 平成20年12月9日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
民生消防常任委員会 委員長 青 木 美智子 審 査 報 告 書 本委員会に付託された陳情については、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規 則第132条の規定により報告します。 記 (閉会中の継続審査に付されていたもの)┌───────┬─────────────────┬────┬──────┬─────┐│ 受理番号 │ 件 名 │審査結果│ 意 見 │ 措 置│├───────┼─────────────────┼────┼──────┼─────┤│陳情第20―1号│後期高齢者医療制度の廃止を求める陳│不採択 │ │ ││ │情書 │ │ │ │└───────┴─────────────────┴────┴──────┴─────┘ 小議民第11号 平成20年12月9日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
民生消防常任委員会 委員長 青 木 美智子 閉会中の継続審査申出書 本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決しましたから、
小山市議会 会議規則第104条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 陳情第20―5号 「社会保障関係費の2200億円削減方針の撤回を求める意見書」の提出を求める陳情 書 2 理 由 上記は、今後なお調査、検討を要する。 小議教第10号 平成20年12月10日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
教育経済常任委員会 委員長 大 出 ハ マ 審 査 報 告 書 本委員会に付託された陳情については、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規 則第132条の規定により報告します。 記┌───────┬─────────────────┬────┬──────┬─────┐│ 受理番号 │ 件 名 │審査結果│ 意 見 │ 措置 │├───────┼─────────────────┼────┼──────┼─────┤│陳情第20―4号│「協同労働の協同組合法」の速やかな│ 採択 │ │関係機関に││ │制定を求める意見書採択を求める陳情│ │ │意見書を送││ │書 │ │ │付すべきも││ │ │ │ │のとする。│└───────┴─────────────────┴────┴──────┴─────┘
○松島不三議長 次に、各
常任委員長より、委員会の審査の経過並びに結果について順次報告を求めます。
総務常任委員会、
塚原一男委員長。 〔
総務常任委員会 塚原一男委員長登壇〕
◆
塚原一男総務常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
総務常任委員会において閉会中の継続審査に付されていました陳情第20―6号 「生活の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書」の提出を求める陳情書について申し上げます。 本陳情につきましては、事務局から他市の状況について報告を受けた後、審査に入りました。委員から、原油の価格も下がっている状況にあり、今はむしろ金融対策やセーフティーネットに力を入れなければならない。そのようなことから、この陳情については不採択としていいのではないかとの意見がありました。 別の委員から、確かに9月の委員会のときとは経済情勢が変化してきているが、それを理由として不採択としたら、9月の委員会で継続審査とした意味がなくなってしまうのではないか。したがって、今回も継続審査にしていただき、提出された団体と調整してもらったほうが提出団体に対して親切ではないかとの意見がありました。 本陳情を継続審査とすることに対して異議もなかったため、当委員会としては閉会中の継続審査と決しました。 以上で、当委員会に付託されました陳情1件の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で
総務常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
民生消防常任委員会、
青木美智子委員長。 〔
民生消防常任委員会 青木美智子委員長登壇〕
◆
青木美智子民生消防常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
民生消防常任委員会に付託され、閉会中の継続審査に付されていました陳情2件の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、陳情第20―1号 後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情書について申し上げます。冒頭、審査に入る前に、事務局からこれまでの審査の状況並びに県内他市の取り扱い状況などの報告を受けるとともに、さきの委員会において委員から質問のありました、ことし6月12日に政府与党で決定された高齢者医療の円滑運営のための負担の軽減等の内容について説明を受けた後、審査に入りました。委員から、陳情の中で、「あたかも長生きが悪いことでもあるかのように思わせる高齢者いじめの後期高齢者医療制度は、直ちに廃止すべきと考えるものです」と述べられているが、その考えには納得できないので、本陳情については不採択にしてよいのではないかとの意見が出されました。 また、別の委員からも、執行部から説明があったように、政府においても前向きに検討しているようなので、不採択にしてよいのではないかとの意見が出されました。 一方、別の委員からは、政府与党の保険料の軽減対策については、経過措置的な面もあるし、現実を見ると後期高齢者医療制度に関しては廃止してもよいのではないかと考えるので、本陳情については採択してもよいのではないかとの意見が出されました。 以上のようなことから、委員の意見が採択と不採択に分かれたため、起立による採決を行いました。その結果、採択、不採択が同数となったため、委員長裁決により、本陳情については不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第20―5号 「社会保障関係費の2200億円削減方針の撤回を求める意見書」の提出を求める陳情書について申し上げます。本陳情についても、冒頭審査に入る前に、事務局からこれまでの審査の状況並びに県内他市の取り扱い状況などの報告を受けた後、審査に入りました。委員から、社会保障関係費の2,200億円削減方針については、政府与党内でも動きがあるので、本陳情については引き続き継続審査にするべきではないかとの意見があり、他の委員もこの意見に異議はなく、当委員会としては引き続き閉会中の継続審査と決しました。 以上で、当委員会に付託されました陳情2件の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で民生消防
常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
教育経済常任委員会、大出ハマ委員長。 〔
教育経済常任委員会 大出ハマ委員長登壇〕
◆大出ハマ教育経済
常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
教育経済常任委員会に閉会中の継続審査として付されていました陳情第20―4号 「協同労働の協同組合法」の速やかな制定を求める意見書採択を求める陳情書について申し上げます。 審査の冒頭、事務局から県内各市、全国各自治体の状況並びに全国市議会議長会、関東市議会議長会での本陳情に対する取り扱いについて報告を受けた後、審査に入りました。委員から、本陳情について、9月議会以降調査をしてきましたが、国内外の労働環境などを考えていくと、この陳情は採択してもよいのではないかとの意見が出されました。 他の委員からも、協同労働の協同組合は、ヨーロッパなどでは当たり前になってきている。今の社会ではいろいろな分野で地域的な雇用を創出する必要が求められてきていると思う。早く国で法整備を行い、組織をバックアップする必要があると思うので、採択するべきとの意見がありました。 本陳情を採択することについては、異議もなかったため、当委員会としては採択と決しました。 以上で、当委員会に付託されました陳情1件の審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○松島不三議長 以上で各
常任委員長報告は終わりました。 これより各
常任委員長報告に対する質疑を行います。 まず、継続審査中の陳情第20―6号に対する質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて陳情第20―6号に対する質疑を終わります。 次に、継続審査中の陳情第20―1号及び第20―5号に対する質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて陳情第20―1号及び第20―5号に対する質疑を終わります。 次に、継続審査中の陳情第20―4号に対する質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 これにて陳情第20―4号に対する質疑を終わります。 以上で各
常任委員長報告に対する質疑は終わりました。 お諮りいたします。議題のうち陳情第20―6号については、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 陳情第20―6号については、
総務常任委員長報告は閉会中の継続審査とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、陳情第20―6号については閉会中の継続審査と決しました。 次に、陳情第20―1号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 19番、石川正雄議員。
◆19番(石川正雄議員) 陳情第20―1号 後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情書不採択に対し反対の立場で討論します。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の後期高齢者の医療費が高齢化の進展に伴い、今後ますます増大することが見込まれる医療費を安定的に確保するために、医療費の負担を求めるため、現役世代と高齢者の負担を明確にするとともに、世帯間で負担能力に応じて公平に負担していただくということから、ことしの4月より開始され、10月には4回目の年金天引きが行われています。この間、担当課には多くの問い合わせで対応に苦慮してきたということです。75歳以上でなぜ別の医療制度に入らなくてはならないのか、生活費としての年金からなぜ天引きか、包括払いとしての医療制限をなぜ受けなくてはならないのか、多くの疑問の中でスタートしました。早くも6月12日には、高齢者医療の円滑な運用のための負担の軽減などについてということで制度の見直しが行われています。7割軽減の世帯のうち、年金収入が80万円以下世帯については9割軽減、所得割負担、年金収入200万円程度50%軽減、国民健康保険税完納者には口座振替を認める、診療報酬における終末期相談支援料は当面凍結することなど7項目の軽減、見直しが行われました。このように早くも見直しがされるということ自体、問題点が多いということではないでしょうか。 この意見書は、現在保険料を負担していない高齢者から保険料を取り立てる、年金から保険料を天引きする、保険料を払えない人から保険証を取り上げる、医療を制限する別建ての診療報酬を設けるなど、問題の制度であるということで国に廃止を求める意見書であります。12月9日、
民生消防常任委員会では、委員の中からは制度の廃止を望む声もあり、起立採決により進められましたが、賛成同数となり、委員長採決になりました。 以上、採択を求め、陳情第20―1号 後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情書不採択に反対するものです。
○松島不三議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 陳情第20―1号については、民生消防
常任委員長報告は不採択とすることであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○松島不三議長 起立多数であります。 よって、陳情第20―1号については不採択と決しました。 お諮りいたします。議題のうち陳情第20―5号については、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 陳情第20―5号については、民生消防
常任委員長報告は閉会中の継続審査とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、陳情第20―5号については閉会中の継続審査と決しました。 お諮りいたします。議題のうち陳情第20―4号については、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 陳情第20―4号については、教育経済
常任委員長報告は採択とすることであります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、陳情第20―4号については採択と決しました。
△日程の追加
○松島不三議長 お諮りいたします。 ただいま市長から、お手元に配付のとおり追加議案が提出されましたので、この際これを日程に追加し、議案第117号を議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。 なお、議案送付書及び議案件名については、朗読を省略し会議録に登載いたしますので、ご了承願います。 小行経第457号 平成20年12月19日
小山市議会議長 松 島 不 三 様 小山市長 大久保 寿 夫 市議会追加議案の送付について 平成20年第4回
小山市議会定例会の追加議案書を別冊のとおり送付いたします。 記┌───────┬──────────────────────────────────────┐│ 議案番号 │ 件 名 │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第117号│小山市国民健康保険条例の一部改正について │└───────┴──────────────────────────────────────┘
△議案第117号の件、上程、市長提案理由の説明、質疑、討論、採決
○松島不三議長 次に、上程議案の概要について市長の説明を求めます。 大久保市長。 〔大久保寿夫市長登壇〕
◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました追加議案の概要について、ご説明申し上げます。 議案第117号は、小山市国民健康保険条例の一部改正についてでありまして、健康保険法施行令の一部改正により、産科医療補償制度の開始による被保険者の出産費負担を緩和するため、出産育児一時金の支給額が加算されたこと及び健康保険法等の一部を改正する法律の施行により、特定健康診査等の実施が医療保険者に義務づけられたことに伴い、所要の改正をするため、条例を改正しようとするものであります。 何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。
○松島不三議長 市長の説明は終わりました。 次に、上程議案について、当局の説明を求めます。 五月女
市民生活部長。 〔五月女利雄
市民生活部長登壇〕
◎五月女利雄
市民生活部長 ただいま上程になりました追加議案、議案第117号 小山市国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。 議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。今回の改正は、平成21年1月1日からの産科医療補償制度の開始に伴い、健康保険法施行令に規定されております出産育児一時金35万円に3万円を加算する一部改正が12月5日に公布されました。小山市国民健康保険条例は、健康保険法施行令に準拠しておりますことから、支給額の改正を行うものでございます。小山市国民健康保険の出産育児一時金は、条例に基づき35万円を支給しておりますが、被用者保険との均衡を図るとともに、被保険者の出産に係る費用負担の軽減を図るため、被用者保険と同様に平成21年1月1日以降の出産費については、産科医療補償制度に加入している分娩機関で出産した場合は38万円に、未加入の場合には35万円を支給しようとするものでございます。 次に、健康保険法の一部を改正する法律の施行により、保険事業に特定健康診査等の実施が義務化されたことに伴う所要の改正でございます。参考資料の小山市国民健康保険条例新旧対照表をお開きいただきいと存じます。第7条に「ただし、市長が健康保険法施行令第36条の規定を勘案し、必要があると認めるときは規則で定めるところにより、これに3万円を上限として加算するものとする」を加えるものでございます。 次に、保険事業の第9条に「国民健康保険法(昭和33年法律第192号。以下「法」という。)第72条の5に規定する特定健康診査等を行うほか、これらの事業以外の事業であって」を加え、「保持増進のために次に掲げる事業」を「保持増進のために必要な次に掲げる事業」に改めるものでございます。同項の第4号から第7号の生活習慣病、その他の疾病の予防等は、特定健康診査等に含まれることから、文言の整理を行うものでございます。 第14条につきましては、第9条以下の国民健康保険法の文章表現につきまして、「法」という表現をすることで、文章の整理でございます。 なお、この条例は、平成21年1月1日から施行するものでございます。ただし、第9条の改正規定は、公布の日から施行するものでございます。 以上が議案第117号の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○松島不三議長 以上で当局の説明は終わりました。 上程議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 お諮りいたします。 ただいま議題になっております議案については、質疑を終結し、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、これより採決いたします。 議案第117号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、原案のとおり可決されました。
△日程の追加
○松島不三議長 お諮りいたします。 ただいま手塚茂利議員外5名から、地方議会議員の年金制度に関する意見書案が、教育経済
常任委員長から「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書案がそれぞれ提出されました。この際、これを日程に追加し、議第12号及び第13号、以上2議案を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、議第12号及び第13号、以上2議案を日程に追加し、一括議題とすることに決しました。
△議第12号及び第13号の件、上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決
○松島不三議長 議第12号及び第13号、以上2議案を一括議題といたします。
事務局長に朗読させます。 〔「朗読省略」と呼ぶ者あり〕 議第12号 平成20年12月19日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿 提出者
小山市議会議員 手 塚 茂 利 賛成者
小山市議会議員 関 良 平 〃 生 井 貞 夫 〃 野 村 広 元 〃 石 島 政 己 〃 大 山 典 男 地方議会議員の年金制度に関する意見書案の提出について 上記の議案を別紙のとおり、
小山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 地方議会議員の年金制度に関する意見書 地方議会議員の年金制度については、地方議会議員互助年金法に基づき昭和36年に任意の互助年金制度として発足し、翌37年に
地方公務員共済組合法により強制加入とされ、その後、数次の改正を経て現在に至っている。この間、退職議員やその遺族に対し、年金や一時金が支給され、その生活の安定に大きな役割を果たしている。 しかしながら、近年、会員である議員数の減少、年金受給者の高齢化に伴う年金受給期間の延び、積立金の運用利回りの低下等により、年金財政状況が厳しい状況に陥っているところである。さらには、昨年の4月には、掛金の引き上げ、年金給付の引き下げなどの法改正がなされたところであるが、市議会議員共済会においては平成19年度決算においても200億円を超す単年度赤字となり、今後も継続的な損失金が見込まれ、積立金が減少していく非常に厳しい財政状況となっている。 その最大の要因は、国策によって進められた平成の市町村合併の影響を議員年金財政が受けたことにある。市町村合併特例法では、このような市町村合併の推進に伴う影響について「議員共済会の運営状況を勘案し、その健全な運営を図るため必要な措置を講ずるものとする」とされ、同法に基づく特例措置も図られたところではあるが、法改正後の収支の状況を見ると、合併の影響に対する措置は不十分である。 現行の掛金率や市町村の負担金率は既に高水準にあることや、市町村合併以降に年金受給者が急増し、「市議会議員1人が3人の受給者を支える」構造になっていることなどを踏まえると、市町村合併の影響額に見合う特例措置などの国の支援なくしては議員年金制度の維持は大変困難な状況にあると言わざるを得ない。 よって、国においては、早急な抜本的見直しの必要に迫られている地方議会議員年金制度に対し、上記の事情を勘案の上、特段の措置を講じることを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年12月19日 栃木県
小山市議会 〇衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 あて 議第13号 平成20年12月19日
小山市議会 議長 松 島 不 三 殿
教育経済常任委員会 委員長 大 出 ハ マ 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書案の提出について 上記の議案を別紙のとおり、
小山市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書 日本社会における労働環境の大きな変化の波は、働くことに困難を抱える人々を増大させ、社会問題となっています。また、2000年以降の急速な構造改革により、経済や雇用、産業や地方など、さまざまな分野に格差を生じさせました。 働く機会が得られないことで、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」「
偽装請負」など、新たな貧困と労働の商品化が広がっています。また、障がいを抱える人々や社会とのつながりがつくれない若者など、働きたくても働けない人々の増大は、日本全体を覆う共通した地域課題である。 一方、NPOや協同組合、ボランティア団体などさまざまな非営利団体は、地域の課題を地域住民自ら解決することを目指し事業展開しています。この一つである「協同労働の協同組合」は、「働くこと」を通じて、「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティーの再生を目指す」活動を続けており、上記の社会問題解決の手段の一つとして、大変注目を集めている。 しかし、現在この「協同労働の協同組合」には法的根拠がないため、社会的理解が不十分であり、団体として入札・契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかるなどの問題がある。 既に欧米では、労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての法制度が整備されています。日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広がり、10000を超える団体がこの法制度化に賛同し、また、国会でも超党派の議員連盟が立ち上がるなど法制化の検討が始まった。 雇用・労働の問題と地域活性化の問題は不離一体です。だれもが「希望と誇りを持って働く」、仕事を通じて「安心と豊かさを実感できるコミュニティーをつくる」、「人とのつながりや社会とのつながりを感じる」、こうした働き方を目指す協同労働の協同組合は、市民事業による市民主体のまちづくりを創造するものであり、働くこと・生きることに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で仕事をおこし、社会に参加する道を開くものである。 よって、国においては、社会の実情を踏まえ、課題解決の有力な制度として、「協同労働の協同組合法」の速やかなる制定を求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年12月19日 栃木県
小山市議会 〇意見書提出先 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣 総務大臣 経済産業大臣 あて
○松島不三議長 お諮りいたします。 議第12号及び第13号、以上2議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議第12号及び第13号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。
△日程の追加
○松島不三議長 お諮りいたします。
総務常任委員会に付託され、継続審査中の陳情第20―6号 「生活の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書」の提出を求める陳情書については、お手元に配付のとおり、陳情書の取り下げ願が提出されております。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、日程に追加し議題とすることに決しました。
△陳情取り下げの件
○松島不三議長 陳情取り下げの件を議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第20―6号の取り下げの件については、これを承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、陳情第20―6号の取り下げの件については、これを承認することに決しました。
△閉会中の
継続調査事件について
○松島不三議長 日程第3、各委員長から閉会中の継続調査を要する事件について、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松島不三議長 ご異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。 委員会の閉会中の
継続調査事件一覧表┌──────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名 │ 調 査 事 件 │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 市行政の総合的企画調整について ││ │2 市行財政事情及び財務管理について ││
総務常任委員会 │3 市税の賦課徴収について ││ │4 広報及び広聴について ││ │5 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 保健衛生及び社会福祉の充実について ││ │2 国民健康保険事業について ││ │3 市民病院事業について ││
民生消防常任委員会 │4 消防業務について ││ │5 清掃業務について ││ │6 公害、交通対策及び消費者行政について ││ │7 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 学校教育の基本条件整備について ││ │2 社会教育及び体育の振興について ││ │3 商業、工業、観光の振興について ││
教育経済常任委員会 │4 中小企業の近代化対策について ││ │5 農林業及び畜水産業の振興について ││ │6 土地改良事業について │└──────────┴───────────────────────────────────┘┌──────────┬───────────────────────────────────┐│ │7 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 道路、河川、土木事業について ││ │2 都市計画事業及び区画整理事業について ││ │3 下水道事業について ││
建設水道常任委員会 │4 公営住宅の建築及び営繕監理について ││ │5 建築指導について ││ │6 水道事業について ││ │7 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 会期、
議事日程、一般質問その他議会運営上必要な事項に関すること ││
議会運営委員会 │2 委員会条例、会議規則、傍聴規則等に関すること ││ │3 その他議長の諮問に関すること │└──────────┴───────────────────────────────────┘
△閉会の宣告
○松島不三議長 以上をもちまして平成20年第4回
小山市議会定例会の議事は全部終了いたしました。 これをもちまして閉会といたします。 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は、去る12月1日に開会以来本日まで19日間にわたり、提案されました各会計
補正予算案を初め、条例の制定及び一部改正案、公の施設の
指定管理者の指定など数多くの重要案件について、議員各位には終始熱心に審議を賜り、心から敬意を表する次第であります。執行部におかれましては、議員各位から述べられました意見、要望などについて十分検討を加えられ、市政に反映されますようお願いするものであります。 また、これから本格的に平成21年度の予算編成に入りますが、16万市民が夢と希望の持てる予算を編成されますよう心から要望するものであります。 さて、いよいよ本年も残すところあとわずかとなりました。年末ご多忙の中、またお寒い中、議会運営にご協力いただきました議員並びに執行部各位に改めて感謝申し上げますとともに、新年を健やかに迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。 大変ご苦労さまでした。 (午前11時58分)...